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食のコラム&レシピ

【菓子まし娘のお菓子講座】栗入りジャルジー

07<製菓>菓子まし娘のお菓子講座

2012.11.07

【菓子まし娘のお菓子講座】ってどんなコラム?


菓子まし娘の栗入りジャルジー よもやま話

栗入りジャルジー

*作り方の方程式*

フイユタージュへーゼルナッツクリーム栗渋皮煮栗入りジャルシー

麻紀麻紀(以下M):前回のナッツのミルフイユに引き続き、秋の味覚シリーズ第2弾!
今回はナッツ香るクリームと栗の渋皮煮をサクサク折りこみパイ生地で包んだジャルジーを作ります!!はぁ~想像しただけで...( ̄¬ ̄)

夕子夕子(以下Y):ええっ!!洪水かと思いきや、よだれじゃないですか!確かにジャルジーはおいしいですが......
ピティヴィエもいいんですが、中のクリームがクレーム・ダマンド・ノワゼット(ヘーゼルナッツがブレンドされたアーモンドクリーム)になるだけで一味も二味も変わりますよねー。では、美貴ちゃんに問題です。ジャルジーの意味は何でしょう?

美貴美貴(以下Mi):えぇ~っ!?今、栗のジャルジーのこと考えてよだれたらしてたとこなんですよ!えーっと、えーっと......(汗)あっ、あった!ジャルジー(Jalousie)には、嫉妬とか鎧戸という意味があるんですけど、この場合は嫉妬という意味ではなく、パイの表面の切り込みが入った形がブラインドの蛇腹模様に似ているところからこの名前が付けられたみたいですよ。この切り込み、いい感じに入れるのが結構難しいんですよね~。あはぁ~早く食べたい!

典子典子(以下Michi):鎧戸で思い出すのはやっぱりアルザスの家々の風景...。三角屋根のお家に可愛い窓が付いていてその横にお決まりの「ジャルジー」が付いてるのが印象的でしたよね。学校で習った「ジャルジー」(鎧戸)がピンと来なかったけど、あの風景を見て「あ!!これが!!」って思いました。
......と、回想しながら......モグモグ......。やっぱりまき先生最高ですね、ナッツとパイ生地のコラボ。

麻紀:学校で習ったジャルジー(鎧戸)が...とかって言ってるけど、、、典子ホントにちゃんと授業受けてたん?(¬д¬。) ジーーーッ、あやしい。まぁそれは典子の名誉のためにこれ以上つっこむのはやめとこか(笑) 今回はパイ生地の作りやすい分量での紹介になっているので2本ジャルジー作ってもいっぺんに食べられなーい......という方は、2本作って塗り卵まで塗って冷凍保存しておけば食べたいときに冷凍のまま焼くだけで簡単美味しい!って保存方法もありだし、パイ生地(4回目の折り込み)の状態で冷凍保存して別の機会に違うお菓子を作るってのもあり!!見た目は地味だけどホントに美味しいからぜひ作ってみてね~(^ー^)ノ~~