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"グレーテル"のスタジオから 【マフィアの愛した失敗作 トルタ・カプレーゼ】

グレーテルのかまど
テレビ

2018.02.14

昨日放映の<グレーテルのかまど>ご覧になりましたか。

へぇ~って感じしませんでした?

グレーテルが残した言葉は「ハッとしてGOOD!」。


今から100年ほど前のこと。南イタリア ナポリの沖にあるカプリ島。

あのアル・カポネの命をうけ、このカプリ島にやって来た3人のマフィアが一息つこうと、

とあるカフェに入ります。

このカフェのオーナーはカプリの名産であるアーモンドを使ったチョコレートケーキで彼らをもてなそうとしますが、彼らにタルトを出してからオーナーは気づきます。

「しまった、小麦粉を入れるのを忘れた!」。

3人のひとりが声をかけます「おい、ちょっとこっちへ来い!」。

観念したオーナーは彼らの席までうなだれて向かいます。

「おい、このタルトのレシピを教えてくれないか」。

"トルタ・カプレーゼ"の誕生です。


一瞬「ハッ」として、結果オーライ=GOODになったのです。

大失敗から生まれたこの"トルタ・カプレーゼ"を今日は作ります。
レシピ指導は、野口恵先生。

 



まずはバターにグラニュー糖を加えて混ぜます。次にチョコレートチップを湯煎で溶かして、

それを混ぜたバターに混ぜ入れます。

ここにアーモンドパウダーを加えて、続けてクルミの実、クルミは香ばしさを出すために170℃で12~13分、

軽めにローストしておきます。

粗熱をとったローストしたクルミを刻んで生地にざっくりと混ぜたら、

180℃のオーブンで焼きます。


今回はトッピングも作りました。やはりカプリ島名産のレモン。

レモンの皮を薄く剥き、細切りにして、やわからくなるまで茹でて、ザルにあげておきます。

一方、皮をむいた2個分のレモンの白い部分を取り除き、房から実を外して種をとります。

鍋に果肉、砂糖、そして皮を入れて炊いていけばレモンジャム完成です。

もうひとつホイップクリームも作っておきます。


 
 

生地が焼けたら粗熱をとって、粉砂糖をふりかけます。



外はサクサク、中は半ナマのしっとりしたチョコレート。

ローストしたクルミが食感のアクセント。

好みでレモンジャム、ホイップクリームを添えていただきます。


「トルタ・カプレーゼ」の誕生逸話。

なかなか「へぇっ~」って感じだったでしょう。

これはおそらく逸話でしょう。でも、実話だと思ったほうが楽しいですよね。

月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに!
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送  22:00~22:25 【NHK Eテレ】
再放送毎週水曜日 10:25~10:50【NHK Eテレ】

★辻調「グレーテルのかまど」スペシャルサイトはコチラ↓
https://www.tsujicho.com/media/tv-info/gretel/index.html

番組公式HPはコチラ↓http://www4.nhk.or.jp/kamado/