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『落語食堂 らくしょく』開店!(46日目)

新聞
落語食堂

2016.04.05

毎日新聞夕刊(関西版)4/5(火)号に掲載されている『落語食堂』
さて、落語食堂<らくしょく>開店です!


今回のお噺は「七度狐(しちどぎつね)


喜六と清八のコンビが、伊勢参りの途中で食堂に立ち寄る。
そこで出された妙なお酒に怒った2人はおいてあった「イカの木の芽」
を失敬する。
食べ終わると、器であるすり鉢をポーンとなげたところ、
昼寝中の狐にガンとあたる。
怒った狐というのが「七度狐」といい、七度2人をだまして仕返しをする、そんなお噺。



今回のお噺にはたくさんの料理が登場しますが、さてさて。


担当するのは、日本料理 安場先生



安場先生のやわらかい雰囲気にほっこりと、
と思いきや話す調子がコロコロ変わる先生に吉坊さんもビックリでした。


まるで、安場先生からの楽しいサプライズを受けているよう!


「安場カラー出します!」と先生より宣言が。ワクワクしますね。



まずはこちらから。



みなさん、これは何に見えますか?
私はワインのボトルに見えました。白ワインかな?


実は、ワインではなくお茶なのです。
(早速、安場先生のだましがはじまっています)


最近では、料理屋さんでもよく出されているそうです。
ちなみに一本5,000円(!)


吉坊さん「お湯でも急須でもない味わい、甘いけど、渋みがありますね」
安場先生「狐は悪いだまし方をしましたが、私は楽しいだましをします」



1品目は「筍木の芽あえ



偶然にも吉坊さんの着物と同じ色ですね。春らしい感じ^^






器もお噺にあったすり鉢ですね。小さくて、かわいらしいです。


吉坊さん「木の芽は生ですか?加熱することはありますか?」
安場先生「天ぷらにはしますね。でも生の方が香りがあっていいですね。春のものです」



伊勢のお酒「作(ざく)





2品目は「信太(しのだ)焼き」。



切るときの「ザクザク」音。

喜六と清八が麦畑に逃げ込んだときの「バサバサ」音にかけたそう。






「ザク」も「バサ」も同じですね!と安場先生。
うーんと、少々強引な気も...笑


安場先生は、やわらかい雰囲気のときもあれば、
グイグイくる時もあって、コロコロ変わる先生に翻弄されます^^



最後は「べちょたれ雑炊



ふたをあけた瞬間、ふわーっといい香りが♪


安場先生「今回は、狐だけに「コン」のつくものを入れました。」
    「大根、レンコン、こんにゃく、ごんぼう(ごぼう)、
    本当はもう一つ入れたかったのですが、なかなか見つからず・・」



サクサクした食感がとても楽しめました。




「先生、入魂(にゅう"こん")の作ですね」と吉坊さんの感想でした♪


今回のブログはここまで。
最後まで、お読み下さりありがとうございました。


安場先生は次回夏ごろに登場予定です。
それでは、次回の落語食堂もお楽しみに☆



☆オマケ
吉坊さんの写真




この日の吉坊さんは春らしい、ウグイス色の着物でした♪


レシピはこちらから