現在では、養殖や栽培技術が進んで、様々な食材が一年中さほど変わりなく手に入れられるようになりました。 ただ、食材にはおいしさを迎える時期があり、季節の味や色を生かした日本料理の「旬」を知ることで、日本人が忘れかけている「移ろいゆく四季」を思い起こしていただければいいのではないでしょうか。 |
| ■春においしい和・・・たけのこ、山菜などの野菜たちが芽を出し、春の訪れを告げます。春野菜は少し苦味 がありますが、その苦味をうま味に変えるというのが、他の国ではあまり見られない、日本人ならではの感性です。 |
| ■夏においしい和・・・暑い夏は、目にも舌にも涼を感じられる料理が好まれます。夏の陽ざしをたっぷりあびて育った野菜のみずみずしさ、そしてあゆなどの川魚のおいしさも、この季節でないと味わえません。 |
| ■秋においしい和・・・秋は豊かに実った食材にあふれています。とりわけ、いも、栗、きのこなどの山の幸は、食卓に秋の風を運んでくれます。 |
| ■冬においしい和・・・木枯らしが吹くこの季節、冬野菜は甘みを増し、魚は脂がのってきます。寒い日に、ほっこりとした料理は、心も体も温めてくれることでしょう。 |
| ■いつでもおいしい和・・・季節を選ばない料理は、我が家の定番のひとつとして、レパートリーの幅を広げてくれます。 |