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連載コラム 菓子まし娘のお菓子講座
「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。
菓子まし娘の エクレール・オ・カフェ よもやま話
コーヒーエクレア

エクレール・オ・カフェ
シュー生地+クレーム・パティシエール+コーヒーエッセンス+フォンダン=エクレール・オ・カフェ

知恵美(以下C): エクレールは稲妻ですね!!辻調グループ、フランス校の名前もエクレールですね。シャトー・ド・レクレール=稲妻城。ちょっと小高い丘にあるので稲妻がきれいに見えました。空が広いから、日本より稲妻が、大きくて長く見えた気がするのは私だけ!?ですか。怖かったけどきれいだったなぁ。

亨子(以下K): 今回はエクレア(わかりやすく言うと)なんだ。そうフランス校の名前と一緒。稲妻城なんてステキな名前だね。でも稲妻がきれいというのもどうか(><”)・・・・知恵美先生は見たんだ!!私なんか恐くて見ていられない!食べるのは好きだけど・・・・。麻紀先生はどう?

 チョコレートエクレア
チョコレートエクレア
麻紀(以下M): 私もエクレアだぁ〜い好きです!もちろん食べる方のエクレアですよ(^^)。しかもコーヒー味が一番好きっ!!稲妻のほうのエクレールは・・・・特に怖いこともなく、結構楽しんで見ちゃうタイプです。ほら台風の日とか大雨の日とかって外の様子を窓から眺めたりしませんか?ってあれっ?私だけ??
エクレアって日本のお菓子屋さんでは定番!ってほどではないですよね。日本ではシュー生地のお菓子といえばシュークリームですね。でもフランスではシュークリームってほとんど見かけなかったかも!!逆にエクレアって、どこのお菓子屋さんにもパン屋さんにもありました。しかもコーヒーかチョコレート。 


C: うん、うん。コーヒー最高だね!!クリームもいろんな配合があるけど、わたしが研修にいったお店は、チョコレートのエクレアは、ココアを使って子供でも食べやすい味になっていました。フランス人の子供にお菓子何が食べたい?と聞いた時に、チョコレートのエクレア!!って言うのを聞いて何か日本と違うなぁ・・・・と、妙に感動。アルザスにはヴァニラ味のエクレアがあるって聞いて探しに行ったりとエクレアは思い出のお菓子だなぁ。亨子先生の思い出の味は?

K: 思い出の味?・・・・そぅ!シューつながりでパリ・ブレストかな(菓子まし娘でも紹介してますので見てください)。二つ目のフランス校「エスコフィエ」で製菓のキャメラ先生が、コンテストに向けて繰り返し作ってた思い出深いお菓子です。先生の作るお菓子はとてもおいしく、きれいです。仕事の仕方もスピーディーでキレイ!!素晴らしい先生です。
ところで、今回のエクレアの表面はやはりフォンダン(シロップを濃く煮詰め、冷ましながら練って白く結晶化させたもの)を使ってるの?


C: はい。フォンダンを仕上げに使っています。甘いけどエクレアはやっぱりフォンダンですよ!!今回はもちろん市販のものですが。扱い方を覚えると、お菓子の仕上げも広がるのでぜひ、挑戦して欲しいです。ドイツ菓子なんかではよく、ジャム塗ってフォンダンという仕上げがあるよね。フォンダンはつやが大切なので温度に注意して。

M: 温度、大切ですねぇ。。。熱くすると薄くかけることができるんですけど結晶が粗くなって、つやがなくなっちゃいますし、舌ざわりも悪くなっちゃいますよね。逆に温度が低いと、つやはあるけど分厚くかかってしまうし、固まるまでに時間がかかるので横に垂れてきちゃってきれいな仕上がりにならないんですよねぇ・・・・人肌くらい(40℃程度)ですか?しかも人肌になればOK!ではないですよねぇ。温度が調節できれば次は固さ!!む・むずかしい(>_<)

K: 取り扱いは繰り返し触っておぼえて欲しい!固さの調節は、砂糖と水が同じ割り合いのシロップを少しずつ状態を見ながら・・・・柔らかくゆっくり流れ落ちるような感じ・・・・ここで説明するのは難しい (><”)レシピを見て!
それから、仕上にこのフォンダンをつけるので、生地はしっかり焼いておいた方がいいね。そしてクリームを中に詰めたらすぐに仕上しないと、生地が柔らかくなるとフォンダンづけがさらに難しくなる〜。
 
そう言えば、2〜3年前にパリのフォションがすごいカラフルなエクレアを発売して話題になったけど、日本でもこのフォンダン?(フォンダンなのか分かりませんが)の色をカラフルにして売っているのは知ってる?食べた? 。


C: カラフルなエクレア見ましたよ!!シマウマみたいな模様でしたね。きれいなしましま。日本でもあるんだぁ・・・・知らなかった。食べたことは無いです・・・・ごまや抹茶のエクレアは少し前に流行ったのでフランスでも見かけました。それは食べましたよ!もちろん、日本人がパリに開いているお店ですけど。麻紀ちゃんは食べた?しましまエクレア。

M: いえっ!食べたことないです。ってか雑誌で見て知りました。あれは衝撃映像でしたねぇ(^^)
フランス人はホントにエクレア大好き!!年齢問わず子供からお年寄りまで!!以前パリで白髪のおじいさんが一人ふらりとお菓子屋さんに入ってエクレア(そのときはコーヒー味でした)を買い、そのまま食べながら街を歩いているのを見たとき、なんだかかっこいいなぁっていうか、お菓子が生活に密着してるんだなぁって感じました。日本では見られない光景ですよね。


C: 私も見たことある〜。サラリーマンの若い男の人がエクレア食べながらお店から出てきた所!!バケット持っているもの素敵だけど、エクレアっていうのもいいよね。

K: フランスだからいいんだよね〜。様子が目に浮かぶわぁ・・・・今回のお菓子は基本生地とクリームの組み合わせで、特に難しく無いと思うけど、家で作る場合は何か注意する事ある?ところで、そろそろ3時だけどエクレアの試食はあるのかな?

C: ありますよぉ!みんなが大好きなエクレア。家で作る時の注意点という訳ではありませんが、あまり大きく(長く)生地を焼くと、フォンダンかけるときにお鍋に入らなくなるので注意ですね。そんな大きなエクレアでもうれしいけど、ねっ!!



このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ エクレール・オ・カフェ

菓子まし娘
人物 瀬戸山 知恵美
人物 古村 亨子
人物 鈴木 麻紀
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