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連載コラム 怖くない、怖くないインターナショナルクッキング
和・洋・中と並び、世界には美味しい料理が数多くありますよね。「食べたことはあるけど作り方を知らない」とか、「作ったこともあるけど何か物足りない」ってことないですか?ちょっとしたスパイスを加えることで、料理の味付けはガラリと変わります。スパイシーな料理からちょっと珍しいデザートまで紹介しましょう。
太陽のシンボル「ブリヌイ」!
   ロシア料理の中で、おそらくブリヌイほど愛されている食べ物はないでしょう。ごく普通のパンケーキなのですが、ロシア人で食べたことが無い人はいないと言っても過言ではないでしょうか。小麦粉やそば粉に卵、牛乳、ヨーグルト、砂糖、塩などを混ぜ合わせた生地にイーストを加えて発酵させ、フライパンで薄く焼き上げたパンケーキ、あるいはクレープと言ったような食べ物です。
   バターやサワークリームをのせてそのまま食したり、さらにその上にキャヴィアやイクラ、燻製にしたチョウザメやサーモンの切り身などを重ねて前菜として食することもあります。またデザートやおやつにはジャムやハチミツなどをたっぷりとかけ、ロシアンティーと一緒に楽しむのも素敵ですね。


 

   ブリヌイは昔からロシアの人々の一生に深く関わってきました。誕生の時、産婦にブリヌイを食べさせ、そして死ぬ間際、追悼の時にも必ず振舞われてきました。いろいろな言い伝えや伝統に、ブリヌイを結びつけてきたのです。特にマースレニッツァ(バター祭、謝肉祭)には必ずブリヌイをご馳走し、その他の祭日にも不可欠の食べ物なのです。スラブ民族の暦でマースレニッツァは冬の終わりに行われる春を迎える儀式で、生き物の再生を祝う祭りとされています。行事では、冬を追い出すために藁人形を燃やします。そして祭の中心となる食べ物がブリヌイであり、その丸い形から太陽にたとえられ、春に続く夏の到来を象徴しています。
   では今回のテーマであるブリヌイの生地作りについて、少し説明しましょう。
   まずは一番大事な生地に使う粉からです。ここでは一般的に手に入れやすい小麦粉(強力粉)を使用していますが、好みでライ麦粉やそば粉を混ぜて作るのも良いでしょう。少し黒ずんだ色合いになりますが、より歯ごたえがあり、ライ麦の持つほのかな酸味やそばの風味が実感できます。
   次にドライイーストの扱い方は説明書をよく読んでください。今回使用している物は小麦粉や砂糖、塩に直接混ぜて練りこんでいくタイプのものですが、従来のものですと予備発酵を必要とするタイプのものもあります。
   焼くときは、フッ素樹脂加工の施してあるフライパンかホットプレートが便利です。生地がくっつきにくく、きれいな焼き色に仕上げてくれます。
   あとは冷めないようにブリヌイを熱々に保温し、好みのジャムやハチミツ、それに果物などを添えて召し上がってください。



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レシピ ブリヌイ

スパイスの魔術師
人物 三木 敏彦
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