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日本では、ティラミスやパンナコッタ、ジェラートなど一部のお菓子を除いてまだまだ馴染みの薄いイタリア菓子。木下シェフは、『アマレーナ』に移る前に勤めていたお店で初めてイタリア菓子に出会いました。
それまでフランス菓子を作ってきた木下シェフは、イタリア菓子の味わいについて「ストレートだけれど、どこか懐かしさを感じさせる温もりが印象的」と感じたそうで、中でもナポリ地方の伝統菓子“スフォリアテッレ”という二枚貝のような形をした独特な歯ごたえのある焼き菓子を初めて食べたときの感動は忘れることができないとのことです。(『アマレーナ』では、土日祝のみの限定販売。1つ¥315。)
この“スフォリアテッレ”のような個性的なお菓子が地方ごとにあるのがイタリア伝統菓子の世界なので、まだまだ勉強中とのこと。フランス菓子と異なり、イタリア菓子のお手本となるものがまだまだ日本には少ないので、新商品を考案するときは文献を探り、知り合いのイタリア人やイタリア修行経験のあるシェフにアドヴァイスをもらいながら試行錯誤を繰り返す毎日ですが、その結果「現地の味を再現できたときの喜びは大きい」と語ります。
芦屋という土地柄か、イタリアへ旅行をしたことのあるお客さまが多く、イタリア菓子への反応が良く、時にはお店で販売していないお菓子をリクエストされることもあるそうです。お客さまの中にはシェフが作ったお菓子をイタリアへ送り、現地の人に味わってもらい、その感想を伝えてくれる熱心なファンの方もいるそうです。数あるお菓子の中でもクリスマスのときに作った“パネトーネ”の評判が特に良く、「現地の人に認めてもらえるのはとても嬉しい」とシェフは語ります。
次のページでは、芦屋の人たちだけでなく、イタリア人にも評判の『アマレーナ』のイタリア菓子を紹介します。
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