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南仏プロヴァンスの一皿を手軽に味わえるビストロが、2005年6月に開店しました。店名は、テーブルに置かれる柄のついたピッチャーや水差しの意味を持つBistrot le Pichet(ビストロ ル ピシェ)。陶器が有名なプロヴァンスでは、絵付けはポワールと呼ばれる洋ナシに似た形の絵筆で描かれた水差しや、お皿等の食器が数多く生産されています。ボッテリとした厚みのある陶器に、柔らかなタッチで描かれた絵柄の食器は、いずれも南仏の日差しのように家庭の食卓を明るくさせてくれるものばかりです。
そんな店名の通り、ピシェは白い壁に茶色の調度品を使用した内装に、黄色のリバティ柄のテーブルクロスが彩りを添えた可愛らしいインテリア。店内は、テーブル席の他に、6名まで利用できる個室も用意してありますので、女性同士、カップル、グループの食事会など、記念日はもちろんちょっとした日常のハレの日にまで利用が可能です。オーナーは、富山康輔シェフ。四国からの直送品である、無農薬のハーブや野菜を使用した料理を提供し、人気店が集中する肥後橋エリアで早くも話題を集める注目店となっています。
義母が四国の農家をしておりまして、ハーブを育ててもらい、直送してもらったものを使用しています。フランスでの食べ歩きで、南仏はもちろんパリやリヨンにも訪れました。南仏は、バターだけでなく、オリーブオイルを使ったり、付け合わせにクスクスが添えられるなど、イタリアやアフリカの影響を受けた料理が多く登場します。肉や魚のおいしさを引き立てるためにハーブが使用され、クラシックで濃厚なフレンチよりも軽やかな味わいが特徴です。薬効の有るハーブで、おいしい料理をヘルシーに味わってほしいですね。
四国を訪れた際は、畑を手伝うこともあるという富山シェフ。オードブルやメインはもちろん、デザートまで手造りするというシェフの料理でおいしい時間を過ごせること請け合いです。次ページから、シェフの作る料理の数々を、南仏の香りと共に紹介します。
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