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玉造から徒歩10分。おいしいお茶と和菓子をゆっくりと楽しめる和カフェ『kotikaze』が開店しました。オーナーは近藤郁さん。前職は何とカメラマンだったそうです。その後、何かを作り上げる仕事がしたいと考え、辻調理師専門学校で調理を学びます。卒業後、日本橋の有名割烹『藤久』にて勤務。名店だけあって、仕事の内容は一切手抜きがなく、非常に忙しい毎日であったそうですが、どんどん任せてもらえるので、楽しいものだったそうです。その後、『藤久』のご主人、近藤久さんと結婚。夫婦で働きながらの毎日でしたが、ある日、郁さんはご主人にあることを切り出します。
「自分のお店を開店したい」
藤久の女将として働く道もあったはずですが、郁さんは、自分のお店を開店することを選びました。イメージに合う古い民家を見つけて、改装が始まりましたが、あちらこちら直さなければならないところがあり、半年が経過してようやくお店ができあがりました。お店には、1階がテーブル12席。2階が6席の個室と、マッサージ室を用意しました。店内には、イギリスのアンティーク雑貨や、郁さんのお気に入りの和食器が飾られており、一部商品は販売も可能。女性店主の優しさが溢れています。
「割烹や懐石など、日本料理は敷居が高い。それを払拭したかったのです。とにかく、手頃な価格でお客様にリラックスして頂ける店を開店したかったので、お茶と和菓子でゆっくりとくつろげて、軽い食事を食べられる店にしました」
と、郁さんは語ります。内装は白を基調にしながらも、格子戸のモチーフや和ダンスなどの調度品が使用されており、和モダンともいうべき、どこか懐かしさのある店内です。お茶というと、畳敷きで正座というイメージもありますが、このお店は、テーブル席になっているため、足が悪い人でも安心してくつろぐことができます。2階のマッサージ室では、体をときほぐす全身とフットマッサージ、フェイシャルマッサージを施術(要予約)してもらうことも可能です。店内からは、お茶のいい香りがふわり。「ほうじ茶を店内で炒っています」と、郁さんは微笑みます。一人でも、お友達とおしゃべりをしながらでも、丁寧に入れたお茶と和菓子でほっと一息つく。こんなゆるやかで贅沢な時間を過ごせる日をつくってみてはいかがでしょうか。
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