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今月のZOOM UP - The special edition of a restaurant
ZOOMUP 第8回 大阪・西区『Bistrot le Pichet(ビストロ ル・ピシェ)』【2006.01.26】
南仏ハーブの香りを届けるビストロ / 『Bistrot le Pichet(ビストロ ル・ピシェ)』 大阪市西区京町堀1-11-3 園部ビル1F
電話 06-6444-1170
営業時間 11:30〜14:30(L.O) 18:00〜21:30(L.O)
定休日 日曜日
URL http://www.k3.dion.ne.jp/~pichet
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 ビストロ ル ピシェで頂けるのは、ハーブをたっぷりと利用したフレンチ。ランチは1000円、1300円、2000円の3つのコース、ディナーはアラカルトとメニューから好きな料理が選べるプリフィクスコース3500円、4500円、シェフのお任せコース6000円とリーズナブルな価格です。ディナーに利用されるハーブや野菜は、冨山シェフの奥様の実家である農家で育ててもらった直送品。ハーブのトップシーズンである春には、常時15〜20種類が届けられます。これらのハーブは、全て無農薬で、香りが高いのが特徴です。中には、日本では手に入りにくいサリエット(和名 キダチハッカ)等のハーブも。これは、富山さんがフランスから種を購入して、四国で作ってもらったものだそうです。アラカルトでは、オードブルとメインディッシュの2品は是非オーダーを。メインディッシュのお勧めは肉料理。肉は、伊勢赤鶏や薩摩黒牛、鹿児島茶美豚等の国産のブランド食材を使用しているそうです。プリフィクスでも、アップ料金無しで好きな料理を選ぶことが可能です。
 メインはもちろん、たっぷりと添えられたサラダやガルニチュールの野菜までしっかりと味わってほしい逸品ばかり。残ったソースもパンにつけて食べつくしたいほどです。本格的なディナーの席ではNGとされるマナーも、この店ではもちろんOKですので、是非ハーブの香りの効いたソースも余さず楽しんで下さい。
 さて、食事の後のお楽しみはデザート。これがおいしいと特に女性は大満足しますが、こちらも期待を裏切らない仕上がり。今注目のサレ=塩を使用したキャラメルソースなど、流行のツボを押さえたデザートで至福のひと時を過ごせます。食後は、満腹のお腹をすっきりさせるミックスハーブティーか、挽きたてのコーヒーでしめくくります。



パン バター
パンは熱々をサービス。冷めにくいように、布巾で包んで提供されるのもうれしいサービス。シンプルな味わいが料理を引き立ててくれます。


鹿児島茶美豚の田舎風パテ 1000円
鹿児島産茶美豚を使用したパテ。お肉の旨みがぎっしりと詰まったパテのおいしさを、ハーブの香り豊かなビネグレットソースが引き立てます。付け合せの野菜サラダは、玉ねぎの薄切りとカリッと揚げたフライドポテトがアクセントに。パテと交互に味わってリフレッシュさせれば、更にワインが進みそうです。



仔羊背肉のロースト 黒ゴマとシブレットの香り 2800円
臭みが全くない仔羊肉の周りに、黒ゴマとパートブリックを巻いて焼き上げたもの。柔らかくロゼに焼きあがった羊肉にゴマとパートブリックの食感が楽しい一品。付け合せは、スパイスの効いたポテトと、スペアリブのトマト煮込みを添えたクスクス。スペアリブは骨の周りの肉がおいしいので、手でかぶりついてもOKなようにお絞りも添えてくれます。パートブリックやクスクスが登場するなど、アフリカの影響を受けている南仏料理のルーツを垣間見ることができます。


焼き立てリンゴのガレットとバニラのアイスクリーム 700円
正に別腹?お楽しみのデザートは、ガレットもアイスクリームももちろん手造り。迫力のポーションもおいしさに負けてついつい全部平らげてしまうほど。バターの香りがふわりと漂うフィユタージュに、グラニュー糖がカラメル化したシンプルなガレットは、卵黄とバニラビーンズをふんだんに使用したバニラアイスクリームとの相性抜群。更においしさを引き立てるのが、塩キャラメルソース。トロリとしたキャラメルソースに塩が入ることによって、コクがプラスされ、どこか懐かしい味わいです。お持ち帰りしたいほどのデザートソースは、ピシェの店内のみで味わえます。
モーリス・メッセゲのスペシャルハーブティー 700円
食後はレモンバーム、ライムブロッサム、レモンバーベナをミックスしたハーブティ。満腹の胃袋をすっきりとさせてくれる効果もあります。ポットサービスで提供されるので、食後もゆっくりとおしゃべりが楽しめそう。甘党の方は、アカシアの蜂蜜をプラスして。
【ライター・プロフィール】
石田 千代:
エコール・キュリネール辻日本料理専門カレッジを卒業後、フード系編集プロダクションへ就職。後に(株)フードリンクへ転職し、「飲・食・店」新聞フードリンクニュース 編集長として勤務。2005年1月より、家庭の事情で、東京から大阪へ生活拠点を移し、フリーランスのフードライターとして独立。現在、月刊食堂、居酒屋(発行 柴田書店)、日経レストラン(発行 日経BP社)、dancyu(発行 プレジデント社)等に執筆中。おいしいものを求めて、関西美食道を邁進する日々。
 
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