Restaurant guide
レストランガイドTOP
今月のZOOM UP
こだわりレストランリスト
こだわりレストラン検索
今月のZOOM UP - The special edition of a restaurant
ZOOMUP 第10回 大阪・泉佐野『シャルル フレーデル』【2006.03.30】
大事に食べたい正統派のクラシック菓子 / 『シャルル フレーデル』 大阪府泉佐野市日根野4356-1
電話 0724-61-2919
営業時間 10:00〜20:00
定休日 不定休
URL http://www.ffff.jp/
レストラン紹介ページへ
 門前さんのお菓子に対する考え方はとてもシンプル。バターの代わりにマーガリンを使用するなどのまがい物や添加物はできる限り使用せず、できる限り良い材料を厳選すること。例えば、アーモンドプードルは、オーブンで空焼きしてから店内で挽き、新鮮な状態で使い切ること。手間隙をかけたお菓子だからこそ、この価格でお値打ち感があるものを販売したいと話をしてくれました。
 また、ジェノワーズ(スポンジケーキ)、パート・シュクレ(タルト生地)、フィユタージュ(折込式のパイ生地)・・・ お菓子の基本となる生地には、いくつか種類がありますが、『シャルルフレーデル』では、お菓子毎に、こうした基本の生地の配合を変えているのだそうです。中に詰めるクリームも自慢のひとつ。軽い味わいのクレーム・シャンティイ(生クリーム)よりも、クレーム・オ・ブール(バタークリーム)がメイン。クレーム・オ・ブールは、良質のバターにたっぷりと空気を練りこみ、フルーツのピュレを加えることで、クレームシャンティと同じ脂肪分にしているのだそうです。甘味と酸味のバランスが計算しつくされたケーキは、是非食べてもらいたいもののひとつです。
 生ケーキの種類は、現在20〜30種類。季節に応じて、旬のフルーツを使用するなど新ケーキもお目見え。これから暖かくなるにつれて、ムースやゼリーなどを使用したものも多くなります。今日はどれにしようかな、と選ぶ楽しみがますます増えそうですね。
 お祝いには、オートクチュールのケーキのオーダーを。写真を用意していくと、パソコンに取り込んで、ケーキの大きさに引き伸ばして、好みの図案でケーキを作って貰えます。お誕生日に、子供の似顔絵そっくりのケーキが登場すれば、パーティが盛り上がること間違いなしです。
 お土産には、しっかりとほどよく焦げ目がついた焼き菓子を。誰もが好きなマドレーヌやフィナンシエ、ガレットなど、シンプルながらバターの香りがふわりと漂う逸品ばかりです。宝石箱のような、色とりどりのコンフィズリー、人気のショコラも見逃せません。
 味良し、香り良し、見た目良し、そんな才色兼備なスイーツがあれば、少し優しい気分になれそうです。日常の中にある、ささやかな甘い幸せを味わってください。


フランボアジィーヌ 330円
 使用されている土台は、パート・ダマンド・クリュ(アーモンドと砂糖を混ぜ合わせてペースト状にしたもの)。アーモンドは、市販のアーモンドプードルを使用せず、店内で空焼きしてすり潰したものを使用。たっぷりのバターと香ばしいアーモンドの風味が利いたコクのある生地に、甘酸っぱいラズベリークリームがぴったりマッチしています。


タルト・オ・フリュイ セック 330円
 ナッツとドライフルーツをたっぷりと乗せた、豊かな大自然の恵みが感じられるタルト。シックな色合いがお洒落なスイーツです。サクサクとしたタルトに、ナッツと甘酸っぱいドライフルーツがほどよいアクセントになっています。



ノアゼット ピスターシュ 380円
 ノアゼット(ヘーゼルナッツ)を空焼きして砕き、バターケーキの生地に混ぜ込んだ土台に、ピスタチオクリームをはさんだお菓子。アーモンドを使用した生地とはまた異なる風味があります。ベージュ、モスグリーン、ブラウンといったアースカラーでまとまった色使いにも要注目です。



フルール ド マロン 340円
 パリパリに焼き上げたパートフィロの中から現れるのは、リッチなフランジパーヌクリーム。中からは、大粒の栗が現れる、三味一体となった味わいをじっくりと楽しんで欲しいお菓子。まろやかなミルクティーとの相性も抜群。モンブランが好きな人にも、お勧めのお菓子です。



焼き菓子各種 各150円〜
 人気のマカロンやダクワーズ、お馴染みのマドレーヌやフィナンシエなど、シンプルながらいつの時代でも変わらないおいしさの焼き菓子。バターと粉が織り成す薫り高いハーモニーが口の中に広がります。自宅でのティータイムや、プレゼントにもぴったりです。※HPより全国発送も可能です。
【ライター・プロフィール】
石田 千代:
エコール・キュリネール辻日本料理専門カレッジを卒業後、フード系編集プロダクションへ就職。後に(株)フードリンクへ転職し、「飲・食・店」新聞フードリンクニュース 編集長として勤務。2005年1月より、家庭の事情で、東京から大阪へ生活拠点を移し、フリーランスのフードライターとして独立。現在、月刊食堂、居酒屋(発行 柴田書店)、日経レストラン(発行 日経BP社)、dancyu(発行 プレジデント社)等に執筆中。おいしいものを求めて、関西美食道を邁進する日々。
 
辻調グループ校 Copyright(C) 2003 TSUJI Group