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【好吃(ハオチー)!中国料理】台湾のスイーツ その2
2010年09月16日

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<【好吃(ハオチー)!、中国料理!】ってどんなコラム?>

塘:まだまだ暑い日が続くな~。よし、今回も冷たいスイーツでいこう。

高橋:わかりました。今回も台湾の夜市の屋台のスイーツを紹介したいと思います。

塘:台湾の夜市ってどういったところなの?夏祭りの時に出る屋台みたいなものなの?

高橋:うーん。似てるんですけど全然違います!夜だけ開けている屋台が集まっている市場だから「夜市」。売ってる物、規模、開いてる時間、人の数など全てにおいて、スケールが桁違いです。大きいところだと、1つの町ぐらいの規模の夜市もあります。

塘:何でそんなに流行ってるの?

高橋:アジアの亜熱帯~熱帯地域(台湾、香港、タイなど)では、暑過ぎる昼間は外出を避け、夜に外出する為、夜市が発展したと言われています。なので、日本では、食べ物やおもちゃの屋台がほとんどですが、食べ物はもちろん、日用品や服、雑貨や電化製品の屋台もあるんですよ。しかも、ほぼ毎日やってます。

塘:へぇー。日本人からみると毎日、お祭りしてるみたいだね。やってる時間はどう違うの?

高橋:夜市によって違うんですが、夕方6時から始まり、午前0時、遅いところでは、2時ぐらいまで開いているところもあります。

塘:そんな時間までやってて、起きてる人なんかいるの?

高橋:います。います。若い人からお年寄りまであらゆる年代の人で賑わってます。中には、小学校に上がる前の子供や、学校のジャージを着た学生など、次の日ちゃんと起きれるの?って、こっちが心配になるほど台湾の人は夜更かしするんですよ。世界で2番目に夜更かしする人が多い国(2004年)っていうデータもあるくらいですから。

塘:すごいエネルギッシュだね。夜市ではどういった食べ物があるの?

高橋:蚵仔煎(カキ入りオムレツ)、炸花枝丸(揚げたイカ団子)、大香腸(巨大な台湾ソーセージ)などの割と日本でも知られたものや、胡椒餅(胡椒がしっかり効いた焼き肉まん)、生煎饅頭(煎り焼き饅頭)、シュウマイなどの点心、排骨麺(スペアリブのせラーメン)、魯肉飯(肉そぼろかけ御飯)、ビーフンなどの麺・飯類。強烈なにおいを放つ臭豆腐、鶏の足、手羽先、鴨の舌などを煮込みダレなどで炊いたものなど、普通の日本人なら、絶対に食べないようなものなど、台湾の名物が一般のレストランより安い値段で食べられるのが、夜市の食べ歩きの醍醐味だと思います。

塘:聞いてるだけでお腹がふくれてきたよ・・・。デザートはまだ?

高橋:すみません。すっかり忘れてました。デザートもいろいろあります。多いのは、フルーツとドリンクの屋台ですね。この店ではフルーツをカットしたものと、パパイヤ牛乳、ミックスジュースを売っています。

大きい屋台だと、この店のようにフルーツが置いてあり、注文すると目の前で作ってくれます。日本ではなかなか飲めない、熱帯ならではの、パッションフルーツ、グアバ、ドリアンなどのフルーツ牛乳が楽しめます。

塘:100%フレッシュのフルーツを使うなんて高いんじゃないの?

高橋:日本と違い、外食する人が多いので食べ物は安いんです。700mlで、40元(120円~160円)ぐらいですよ。

塘:他には。他には?

高橋:定番のブラックタピオカ入りタピオカミルクティーです。やはり日本より量が多いんですね。これなんかストローが底まで届いてないですからね。

塘:ある程度飲まないとタピオカ吸えないね・・・。

高橋:これは温かい豆腐をすくい入れたところにシロップを入れ、ブラックタピオカとピーナッツをトッピングしてます。

塘:すごく素朴なデザートだね。

高橋:豆腐はツルンとした食感で、大豆の香りと素朴な甘味がなんともいえません。これも量が多く飽きそうなんですが、トッピングのタピオカ、ピーナッツの食感が違うので一皿は軽く食べられます。

素朴と言えばこれなんかもそうですね。ベースはサツマイモをショウガのシロップで甘く煮た物なのですが、手前にある赤と白の白玉団子、黄色く丸いサツマイモ団子に奥には灰色で四角いサトイモ団子、赤く透き通ったコンニャクゼリーと食感の微妙に異なる物をのせて飽きさせないようにしています。

塘:台湾の人って結構、食感を大事にするんだね。

高橋:特にタピオカのようなクニュクニュしたグミのような食感を「QQ(キュウキュウ):台湾の擬声語」と書くことがあります。ちなみにグミは「QQ糖」です。

塘:へぇー。

高橋:最後に、台湾ならではのデザート「愛玉子のゼリー」を紹介したいと思います。

見た目はゼリーなんですが、食べるとゼリーよりも少し弾力がありモチッとして、ところてんを食べる時のようなツルンとした食感も持ち合わせた、夏向きのデザートです。

屋台では、大きな鍋に、氷、台湾産の緑のレモンと共に入っていて、注文すると、大きなお玉で氷、愛玉子のゼリー、レモンシロップを盛り付けてくれます。盛り付ける器が皿の店だと、スプーンで食べ、紙コップの店だとタピオカ用の太いストローで飲むゼリーみたいに飲みます。

塘:愛玉子っていったい何なの?どういう味?

高橋:台湾に自生している、ペクチンを多く含んだ、クワ科イチジク属の植物です。その果実を取り出して、乾燥させた種子が市場などで売っています。ゼリー自体に味が無いので、主にレモン風味のシロップをかけて食べます。種子をさらしで包み、水の中で揉むと、黄金色の粘りが出てきます。それを1時間くらい置いておくと、常温で固まります。ゼラチンや、寒天と違い加熱する必要はありません。

塘:へぇー簡単だね。今回はこれで決まり!!

高橋:台湾では水を固めるのですが、ゼリー自体に味を付けたいので、今回は、杏のお酒を使ってみたいと思います。

塘:愛玉子はどこで売っているの?

高橋:たしかに愛玉子は売っている店が少ないのです。今のところ、方法としては通信販売で購入するか、中華街に買いに行くかですね。今後このデザートが大流行したら、デパートなんかに出てくるかも。確実なのは台湾に行って市場で買うといいですね。

塘:じゃ君ひとっぱしり台湾まで行ってくれるかな。(と、ふところから札束をだす。)

高橋:そんな嘘つかないでください。そんなにお金あるなら現地で食べたらいいじゃないですか!

<コラム担当者>
高橋 良輔

<このコラムのレシピ>
桃と愛玉子のデザート

<バックナンバー>
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