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【ラ・ミーア・マンマ!イターリア!】シーサー、シチリアに行くさあ!
2010年03月03日

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<【ラ・ミーア・マンマ!イターリア!!】ってどんなコラム??>

こんにちは!またまたシーサーです。
今回で最終回になりますが、シチリアをご紹介します。シチリアはブーツの形をしたイタリアのつま先の先にある、地中海で最も大きな島で、イタリアの中でも個性的でおもしろい州です。このシチリアを象徴するものにトリナクリがありますが、これは蛇の髪を持つ翼の生えた人の顔から3本の足がつき出しているという個性的のもので、州旗にも描かれています。これを初めて見たときは本当に驚きました。日本人にはまず無い感覚だと思います。
    
左はシチリアのお菓子屋さんのショーウィンドウでよく見る馬車の人形。
右はシチリアのシンボルマークのトリナクリ。三つ足は岬を表すと言われているが、季節を表しているという説もある。             

料理もすごく個性的なものが多く、味も見た目もメリハリがあって、大胆なものが多いです。アラブやギリシャ、ノルマンディーなど、いろいろな国に支配された歴史があり、食文化もその影響を受けています。                                                      
中でもアラブの影響は大きく、アラブから伝わった料理やドルチェが豊富。クスクスなどが食され、クスクスと同じ原料のセモリナ粉を使ったパスタやドルチェもよく食べられています。今回ご紹介したブジアーティやピニョラータもその一つです。


トラーパニの海沿いにたくさん生えている植物。ブジアーティのねじれはこの植物の茎で作る。                                                  

ブジアーティとは、トラーパニ近郊で食べられているパスタで、細い棒などにぐるぐると巻きつけて成形します。現地の人はその辺に生えている葦などの植物を採ってきて、その葦で作るそうです。合わせるソースは、今回のトラーパニ風ペストや、まぐろのラグーが定番。トラーパニでは昔からまぐろ漁が盛んで、市場では生のまぐろが出回ります。オイル漬けやまぐろのボッタルガ(からすみ)などの加工品も作られています。

左は市販されているブジアーティ・トラパネージ。上に引っかかっているのはネッビア産の赤にんにく。
右は先ほどの植物の茎に巻きつけて作ったマンマ特製のブジアーティ。

もう一つのピニョラータは、松の実のような形をした揚げ菓子です。語源も松の実を意味するピニョーロから来ています。シチリアのドルチェと言えばカンノーリやカッサータのような、フルーツの砂糖漬けや食紅などの着色料を使って装飾したちょっと派手なイメージのほうが大きいですが、このピニョラータはシチリアのお菓子としては少し地味な見た目です。味はかりんとうのような感じで、少しほっとするような味わいです。揚げたてのあたたかいうちに食べると、また一つ、また一つと食べたくなります。

左はピニョラータ、中央はカンノーリ、右はカッサータ。

作り方はとても簡単ですが、ちょっと飽きっぽい人のは難しいかもしれません。家族や友人など、大切な人とゆっくりとおしゃべりをしながら一度作ってみませんか?

ぜひ一度お試し下さい。

<コラム担当>
當山 小百合

<このコラムのレシピ>
ブジアーティのトラパーニ風ペースト和え
ピニョラータ

<バックナンバーはこちら(~2009/5)>

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