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【怖くない、怖くないインターナショナルクッキング】古都チェンマイで味わうカントーク・ディナーとは?
2010年04月20日

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<【怖くない、怖くないインターナショナルクッキング】ってどんなコラム?>

 2001年12月19日(水)、TG108便、バンコク発14時15分、北へ710kmにあるチェン・マイ着15時25分。さすがタイの国内線ともなると、日本語は全く聞こえてこないのが現実です。
 チェン(町)・マイ(新しい)とは新しい町という意味で、これはかつて北タイ一帯を治めたランナー・タイ王国の首都として栄えていた頃のことです。ピン川(Mae Nam Ping)のほとりに広がる古都チェン・マイはタイ北部最大の都市で、現在でも町には100を越える寺院があり、伝統の技を生かした手工芸品が生産されています。市場やナイト・バザールの活気ある表情が見られる一方で、崩れかかった城壁や城門、堀、そして古びた寺院も目にすることができます。
 ここチェン・マイでの目的は、伝統料理カントーク・ディナーを味わうことです。カントークとは、タイ語を話し、糯米を常食としている文化を持つ人々が、特別の行事の時に食卓として使う低い台足のついた丸いテーブルを意味します。台が低いため皆が床に座って卓を囲み、一緒に食事をします。

 カントークには2種類有り、1つはユアン・カントーク(Yuan Khantoke)と言われ、チーク材で作られ、主に北部タイ(チェン・マイを中心)の地域で使われ、他の1つはラオ・カントークと言われているもので、竹と籐で作られ、東北タイ、ラオス、中国南部のシプソン・パンナの人々によって使われてきています。一部の山岳民族もラオ・カントークを生活に取り入れて利用しています。ランナー・タイ(1200年代)の昔から結婚式、新築祝い等の儀式の際の食卓として使われてきていますが、儀式以外でも使われるようになったのは、極めて最近になってからのことです。
 では、この日の夕食で私が味わった料理を紹介しましょう。まず始めに野菜スープ(薄い塩味)と籠に入ったバナナのフライが供され、続いてカントーク台が運ばれてきます。代表的なものに、①ガイ・トート(鶏の唐揚げ)②ケッ<プ>・ムー(豚皮のフライ)③ナム・プリック・オン(豚挽き肉にトマトの入ったチリソースで生野菜や糯米などと一緒に食す)④ミー・クロップ(甘く味付けしたビーフンの揚げ物)⑤ゲーン・ハングリー(豚肉の角煮のようなもの)⑥パッ<ク>・ソ(生野菜)⑦カオ・ニイヤオ(蒸した糯米)⑧カオ・スエイ(炊いたうるち米)⑨カオ・ウッテン(甘みのある丸いおこし)があり、容器の中身が無くなれば、サーヴィス人によって追加されることが習慣になっています。以上のような内容で、辛さも控えめで、海外からの旅行者にもとても食べやすかったように記憶しています。

 さて今回の料理は「キノコのヤム」です。好みのキノコと小えびや鶏ささみ肉を合わせた和え物というか、サラダ料理です。とても食べやすく、カロリー控えめで手軽にできる一品です。

<コラムの担当者>
スパイスの魔術師 三木敏彦

<このコラムのレシピ>
キノコのヤム

<バックナンバーはこちら(2003年4月~2009年6月迄)>

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