1. TOP
  2. 食のコラム&レシピ
  3. 09<製菓>百人一首と和菓子

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?>お菓子について「つくばね」は、現在の筑波山のこと。この山には、西の男体山と東の女体山の二つの峰があります。また、筑波山の峰から流れ出る川を男女(みなの)川といいます。 筑波山は、古代、春と秋に男女が集まって歌舞飲食を自由に楽しむ「歌垣(うたがき)」が行われた場所として知られています。この歌垣に着想を得て、春の桜と秋の紅葉の雲錦(うんきん)模様に見立ててお菓

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?>お菓子について愛する人との出会いと別れ、嬉しさ、寂しさなど......恋する気持ちをお菓子に表しました。豆辞典52 藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん) 平安中期の歌人で、生まれた年は972年、亡くなった年は994年です。45番の歌の作者、謙徳公(けんとくこう=藤原伊尹ふじわらのこれただ)は、道信の母方の祖父にあたります。作者は23歳で亡くなりましたが

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?>お菓子について「雪月花」「花鳥風月」 これらは、自然の美しい風景を表現した言葉です。「月」なら春の朧月、秋は仲秋の名月が美しいでしょう。月とは、 地球に一番近い天体。人類が地球以外で、ただ一つ降り立った天体。まだまだなぞが多い天体。四季折々の月を見て、さまざまなものを感じ取る気持ちは、日本人の美意識からくるものといえます。夏の終わりから秋に向かう季節は、夜

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?>お菓子について待ち合わせ時間になっても相手が来ない。送信したメールに返事がこない。何かあったのではと心配になる......。今回の歌は、いくら待っても来ない人を待ち続けている、女性の想いを詠んでいます。「待つ」いうことは辛く、苦しいことです。何も進んでないように感じられます。だけど、「待つ」というのも立派な行動のひとつではないでしょうか。あなたならどのよう

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?>お菓子について恋する人への思い......夢の中ででも会いたい気持ちや、夢の中でさえ会えないもどかしさを、抽象的に春のお菓子として表現しました。豆辞典 18 藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)  平安時代の歌人です。生まれた年は分かりませんが、亡くなった年は、昌泰4(西暦901)年と、延喜7(西暦907)年の2つの説があります。「三十六歌仙(さんじゅ

カテゴリ

最近の投稿

過去の記事

ページの上部へ戻る