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  3. 09<製菓>百人一首と和菓子

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?> お菓子について笹の葉が河原でゆらゆら揺れている様子を読んだ恋の歌です。笹の葉がゆらゆら揺れている様子を、夏向きの涼しげなお菓子に表現しました。豆辞典58 大弐三位(だいにのさんみ) 平安中期の女流歌人です。生まれた年と亡くなった年ははっきりしませんが、紫式部の娘で、名前は「賢子」といわれます。母親と同じように、中宮彰子(しょうし)に仕えた人です。一度目の

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?> お菓子について お互いに約束したのでしょうが、女性の気持ちは簡単に変わるのでしょうか。 移り変わる心を、三つに色分けした外郎生地で表現しました。涙で濡れた様子を錦玉羹で表わし、外郎生地を折りたたむことで、袖に見立てました。豆辞典42 清原元輔(きよはらのもとすけ) 平安時代の歌人です。西暦908年に生まれ、990年になくなったようです。三十六歌仙(さん

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?>   お菓子について 「山おろし」とは山から吹き下ろす冬の冷たい風のことです。 今回のお菓子は、三角形に形作った薯蕷饅頭で「山」を、 三角棒でつけた筋目で「山間」を、 麦焦がしと白ごまで「枯野」を、 焼きごてつけた筋で山から吹き下ろす「風」を、 氷餅で「寒さ」を、それぞれ表現しています。豆辞典74 源俊頼朝臣(みなもとのとしよりあそん)1155年

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?> お菓子について夕闇が静寂に包まれたころ、かがり火が灯されます。かがり火とは、夜間の警護や漁猟などのために野外で照明とされる大きな火のことです。灯された炎のゆらめきが、幻想的な世界へと誘います。今回は村雨生地で「籠」を、小豆粒餡で「薪」を、練切生地で「炎」をそれぞれ表現しています。豆辞典49 大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶあそん)生没年は西暦921

<【百人一首と和菓子】ってどんなコラム?> お菓子について山鳥は夜になると、雌雄が谷をへだてて寝る習性があるようです。この様子を表現するため、こなし生地の両端にカーブをつけ、山鳥の雌雄の尾っぽをイメージしました。豆辞典03 柿本人麿(かきのもとのひとまろ) 生まれた年も亡くなった年もはっきりしませんが、7世紀後半から8世紀初頭ごろの宮廷歌人です。天武天皇、持統天皇、文武天皇の時代に活躍しました。『

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