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【辻調おいしいレシピ・Pick UP! 食材編】第5回 ウナギのぼり
2020年09月15日

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●本日のレシピ
鰻の醤油煮込み 
鰻ご飯 
うざく 


産卵場所が判明し、ようやくウナギの一生が解明されたと思ったら絶滅危惧種に指定され、稚魚(シラスウナギ)からの養殖すらままならない状況になってしまいました。
というのも国内での稚魚の確保が難しくなり、また海外からの輸入も同様で、残念ながらどちらにも密漁されたものが混じってしまっているのが現状のようです。

では完全養殖※を、と長く研究されてきましたが、その道のりは平たんではなかったようで、稚魚(シラスウナギ)→成魚→産卵→仔魚(レプトセファルス)→稚魚のそれぞれの段階で試行錯誤を繰り返し、ようやく成功にこぎつけたのが約10年前。

養殖ウナギの90%以上が「オス」になるらしく、原因は水温とも飼育密度ともいわれていますが、メスの比率が低いと当然ながら卵が取れないため、完全養殖するための稚魚が確保できない、ということとなります。
ホルモンを混ぜたエサを使い性転換させたメスを使うなど、成功はしたもののコストがかかり過ぎて(約5000円/尾)商業化するにはまだ時間がかかりそうです。

ところで、ウナギは壁をのぼるらしい!!
日本でもビカーラ種などの二ホンウナギ以外のウナギを養殖するケースもみられるようですが、外来種のウナギが逃げ出すと生態系への悪影響が考えられ、二ホンウナギにも影響を与える可能性があります。
養殖するときには壁を登って逃げ出さないように気をつけてください。タマゾン川※の二の舞にならないように。(一般人は養殖はしませんが)
※完全養殖とは、人工で育てた親が産んだ卵をふ化させ、幼生からシラスウナギに、そして成魚まで育てること。


※タマゾン川...多摩川に外来種がたくさん生息している様をアマゾン川に例え、このように呼ぶ。

ウナギ関連のブログは下記に
https://www.tsujicho.com/hotnews/-28-1.html

このコラムの担当者
企画部 藤井嘉人

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