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「信長のシェフ」season2 第8話 撮影裏話
2014年08月29日

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1週間空いての第7回目(第8話)の放映です。

この第8話は今回の料理関連の撮影の中で1、2を競う大変な内容でした。

もちろんケンにとっても大変な難題でした。


例によって信長はケンにとんでもない命を下しました。
「室町幕府をその手で滅ぼして来い」。
そして、「美味いものを食わしてやれ」と想定していない食材を指定します。


それは“すっぽん(亀)”です。

日本料理の先生方は手ぐすねをひいていました。

先回のブログに書きました何やら恐ろしい会話はこの食材の仕込みの話だったのです。


【閑話休題】5匹のすっぽんを仕入れて仕込み室に保管していたのですが、当日の朝、3匹しかいません。

「えっ!」ってことで仕込み室内の捜索が開始。外に出ることはできないので必ずいるはずです。

いました、いました。隠れていました。


fugitif01.jpg fugitif02.jpg

少し可哀そうな気がしますが、これも信長の野望のためです。


二種のトルテュススープとフリット

 

時の将軍足利義昭はこの食材が何かを知り、激怒します。

ここに信長の意図があったのですね。

義昭が新たにした元号は『元亀』。

亀(すっぽん)を食べさせたということは将軍を愚弄したことになります。

この怒りで将軍が信長に対して挙兵することになれば、
信長には将軍を討つ大義ができるという筋書きでした。


ケンの心境は複雑なものでした。

将軍の命を守るためにケンはさらにこの“すっぽん”を用いてすき焼きを作り、

この料理を食べてくれるように将軍に懇願、そうすれば自ら政権を移譲したことになると説きます。

 

IMG_0702s.jpg  IMG_0703s.jpg

 

室町幕府の終焉の陰には、天才料理人の機転があったのか、などと奇想天外な想像をして
日本史を眺めてみるとなかなか面白いものですね。

過去の時間の中でそのようなことが起こっているのかも知れないじゃないですか!?

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(左)セット内の暗さを実感してください。              
(右)助監督の玉木さんとしばしの雑談

 

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そして、浅井攻めが始まります。

まずは重臣の山本山城主阿閉貞征を懐柔させるために
信長は秀吉とケンを山本山城に向かわせる。

阿閉は鳥や鴨などの皮脂は大嫌いであるという情報を得たケンは作る料理を決めます。

なんとそれは皮を食べさせる『北京ダック』。


この料理に関してはもちろん特別の技術が必要です。
撮影には中国料理班の小川智久先生に来ていただきました。

タイミングが命のこの料理。いつ声がかかっても大丈夫なように準備する必要がありました。

 

canard laque s.jpg

撮影前の仕込み室の様子。

本来はこの料理用の窯の中に吊るして皮がパリパリになり、いい色合いになるように加熱するのですが、

この時代にそのような窯がないことを想定し、高温に熱した油を何度も何度もかけて
その状態にしていくという体をとることにしました。
もちろん、撮影の段階では数回油をかけるだけにとどまりますから、

前もってそれなりの状態にしておく必要があります。

油が熱せられる音などが録音の邪魔にならないようにセットの前のスペースで準備をいします。

首づるのついたアヒルなど目にしたことがない撮影スタッフたちや役者の皆さんが
代わる代わる興味深々の面持ちで見に来られていました。

だいたい後何分後に撮影するという予定を聞いてから行うのですが、なかなかタイミングよくいかないのです。

 

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でも、さすが小川先生の準備は完璧でした。

 

ケンがこの料理に決めたのはまず鳥の皮が大嫌いな阿閉貞征に「食わず嫌い」であることを知らしめ、

同様に信長も阿閉が思っている人物ではないとわからせるため、

そして、親(阿閉貞征)が子(阿閉貞大)を守ろうとするが故に織田側につかせようとする意思を翻すためでした。

もちろんケンの思惑は成功。

 

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いよいよ織田軍は朝倉攻めに突入です。
朝倉の後には信長の妹お市の方が嫁いでいる浅井攻めが待っている。

ケンはお市の方を救えるか?

 

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揚げ玉になる前の陣昼食。たくさん作りました。

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米俵を軽々とかついで笑顔。でも実はこれ片手でも持てるほど軽いです(笑)

 

次回はいよいよ最終回です。お楽しみに!!

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