辻調グループ

コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
辻調グループ 最新情報はこちらから
Column&Recipe
コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
料理概要 レシピ

山おろし

材料
約30個
薯蕷生地


  山の芋
100g


  上白糖
200g


  上用粉
130g


中餡


  小豆こし餡
390g


  白こし餡
420g


副材料


  麦焦し
20g


  白ごま
適量


  氷餅
適量


材料

調理器具
ボウル


せいろ


さらし


蒸し器


クッキングペーパー


霧吹き


焼印(なみだ型)


材料

作り方
薯蕷生地を作る

1. 山の芋の皮をきれいにむき、変色しないように水につける。
point
皮と芋の間はあくが強いため、厚めに皮をむきます。

2. 目の細かいおろし金で、軽く円を描くようにすりおろす。
point
きめ細かくすりおろすと、なめらかな つやのある生地に仕上がります。

3. すりおろした山の芋に、上白糖を2〜3回に分けて加え、混ぜ合わせる。

4. 空気を抱かせるように、手で混ぜ合わせる。
point
空気を抱き込ませることで、つやと浮きがよくなります。

5. 白っぽくなるまで混ぜ合わせる。
point
山の芋の粘り(コシ)をしっかりと見きわめることが大切です。粘りの強い芋はしっかりとコシを切るように、粘りの弱い芋はできるかぎりコシを切らないように混ぜ合わせます。

6. 上用粉をボウルに入れ、その中に5を移す。芋のかたまりの片側を持ち、外側から内側に折りたたみながら、まわりについた粉を少量づつ混ぜ込む。
point
上用粉を一度に多く混ぜてしまうと、きめが粗くなり、浮きが悪くなります。

7. 上用粉が半分程度混ざり、生地がしっかりすれば、両手を使って折りたたみながら、さらに上用粉を混ぜ込む。
point
手の熱が伝わらないように手早く混ぜます。熱が伝わると生地がかたくしまり、浮きが悪くなります。

8. 最後は、両手でしっかりこねる。
point
両手でしっかりこねると生地がしまり、コシが抜けず、適度にのびのある生地になります。

9. 生地が耳たぶくらいのかたさになるまでくり返す。

10. 薯蕷生地を約50g取り、麦焦がし20gを混ぜ込み、分量の水を少しずつ加えて、筆でぬれるかたさに調節する。
包餡する

11. 小豆こし餡を13gずつ、白こし餡を14gずつ、薯蕷生地を13gずつにそれぞれ分割する。小豆こし餡を白こし餡で包んで中餡とする。さらに、薯蕷生地で、中餡を包む。
小豆こし餡
白こし餡

12. 手で三角形に成形する。
point
三角形で「山」を表現します。

13. 三角棒を使い、写真のように筋をつける。
point
筋で「山間」を表現します。
蒸す

14. せいろに、ぬらしてかたく絞ったさらしとクッキングペーパーを敷く。成形した薯蕷饅頭の表面の粉をはらい、酢を少量加えた霧を吹き、10を筆でぬり、12分蒸す。
point
少量の酢を加えた霧を吹きつけておくと、表面につやが出ると同時に、蒸したときに亀裂も入りにくくなります。

15. 蒸し上がった状態。
仕上げる

16. 粗熱が取れたら、色をつけた部分に、刻んだ白ごまをつける。
point
白ごまで「枯野」を表現します。

17. よく焼いたなみだ型の焼ごてで、模様をつける。
point
焼きごてで山おろしの「風」を表現します。

18. これが氷餅。もち米を細かくして煮た後、型に入れて固め、冷凍、乾燥させて作ったもの。

19. 薯蕷饅頭の上部に、指先で細かくした氷餅をまぶす。
point
氷餅で「冬の寒さ」を表現します。

20. 出来上がり。

料理概要 レシピ
このページのTOPへ
 
辻調グループ校 Copyright(C) 2003 TSUJI Group