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連載コラム 半歩プロの西洋料理
「半歩プロ」をテーマに家庭でできる西洋料理を紹介するこのコラム。まずは個性豊かな担当シェフの声をどうぞ。「フレンチって難しくないよね」「語るで〜!」「対談がしたい!」「研修先のレストランではなー」。えー、お話し中すみません、それは「家庭でできる」料理なんですよね?みなさーん、聞いてますかー?だからテーマがあるんだってばっ!守って下さいよ〜っ!
ビールでクッキング
牛肉のビール煮フランスといえばワインですが、今回の主役はビール!フランスでも、ビールの産出国として有名なドイツ、ベルギーに隣接する地域では比較的ビールの消費量も多いようです。今回ご紹介する料理は、そんなベルギーに程近いフランドルという地方で生まれた料理をアレンジしたものです。この地方には、牛肉を使った「カルボナッド・ア・ラ・フラマンド」という結構濃厚な茶色いビール煮込みがあります(もちろんベルギーにも)。しっかりと煮込んだこの料理は寒い北の地域にぴったりですが、こんな暑い時期にはもっとさわやかに食べれる方が良いと思い、ここでは鶏肉でアレンジしてみました。鶏肉のほかに豚バラ肉でもおいしくできると思います。

ビール・・・おいしいですよね。湿度の高い日本ではキリッと冷えたスッキリとしたビールがとても好まれます(というよりおいしいですよね)。ビールの適温は6〜7℃だそうです。普通に飲むとちょっとぬるく感じる温度帯ですが、私自身苦味や風味的なものを味わうならそれぐらいがちょうど良いかとも思います(一時は常温ですらおいしく頂いていましたから・・・)。ただあの苦味が苦手!という方もいらっしゃいますよね。ビールの苦味を抑えたいときはビールにレモンの果汁を少したらすと「あら不思議!」すごく飲みやすくなります。(ほらほら、飲みに行くとそこにあるじゃないですか、唐揚げやお造りの脇に)ぜひ試してみてください。

フランスの地方区分。青く塗っている地域がフランドル地方おいしいビールを飲むには注ぎ方にもこだわらなくてはなりません。<3度注ぎ>なんて良く言いますが、なかなかうまくいかない上に何より待ってられない!ですよね(はじめは勢いよく、次はゆっくりと・・ってやつです)。そこで今日は、ある日、ある人に聞いた、ちょっと面白い、<簡単細かい泡ビールの入れ方>をご紹介します。
準備するものは、冷えた瓶ビールと冷えたきれいなグラス。まずは何も考えずにグラスにビールを注ぎます。容量の7割を注いだら、残った3割は瓶の口にフタをして・・・おもむろに振る!出来上がった泡をそっとグラスに注ぎこめば出来上がり。どうです?びっくりしたでしょう。私もはじめて見たときは「何じゃそりゃ!」って思ったのですが、やってみたくなるんですよねぇこれが・・・。缶ビールのときは残りをペットボトルに移してやるとうまくいきます。これでおいしくビールが飲めますね。

おいしいビールが準備できれば、次はおいしい料理!このコラム&レシピ「半歩プロの西洋料理」では、ビールのおつまみにもぴったりな料理がたくさん登場しています。いろいろと探して試してみてください!
なお、「鶏肉のビール煮込み」を作るときは、大瓶またはロング缶を準備して、料理に必要な分量を取り分けておき、残りを飲みながら楽しく調理してくださいね!


このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ 鶏肉のビール煮込み

キッチンドリンカー?!
人物 吉村賢一郎
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