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連載コラム 菓子まし娘のお菓子講座
「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。
菓子まし娘のパリブレストよもやま話
プラリネクリーム入り、リング形のシュー

パリブレスト
治代(以下H): シューを使ったリング状のお菓子「パリブレスト」。実は、以前に本の『菓子まし娘のお菓子講座』(幻冬舎)で紹介したことがあるんだ。

亨子(以下K): そう!本の撮影やったね。もう何年前だっけ?そのときのパリブレストはいちごを使った特別なものだけど、普通は今回のようにプラリネを使ったクリームだよね。

直子(以下N): パリブレストとはパリとブレスト(ブルターニュ地方)間を走る自転車競技の名前なので、自転車の車輪にちなんでリング状なのよね。

知恵美(以下C): 自転車競技で優勝した人に贈られたって話を聞いてことがあるんだけど、ほんとなのかなぁ!?日本でも大きいのから小さいのまで最近はどこのお菓子屋さんでも見かけるようになりましたね。ぱりぱりの食感と、こってりのクリームがいい感じ。

H: そう、今回は「プラリネ風味のクレーム・ムースリンヌ」をサンドしました。「プラリネ」って聞いたことがある方も多いと思いますが、なんだか分かりますか?簡単にいうと、アーモンドをキャラメルがけして、それをペースト状にしたものが、「プラリネペースト」。もちろん、アーモンドにも香ばしく火を通してください。ナッツ独特の香ばしさとキャラメルの風味がなんともいえないコクをクリームに与えてくれます。ヘーゼルナッツを使ったものや、アーモンドとヘーゼルナッツを混ぜ合わせたプラリネもあります。

K: 細かい粒入りのもあるね。わりとどんなクリームにも合うので使いやすいね!プラリネやナッツの入ったお菓子は好きだな。ナッツの香ばしさがいいね。どんなクリームと混ぜた?

H: 以前にも「フレジエ」で使用した「クレーム・ムースリンヌ」。ただし、今回はより軽くするために「ムラング・イタリエンヌ」を加えました。

N: ふわっとした軽い感じでいいネ!シュー生地は少し固めのほうが形良くできるかな?

C: そうですねぇ・・・あんまり柔らかく生地を作ると、大きく膨らんで表面が割れたり、丸く焼きあがりにくいかなぁと、思います。あと、私はシューの存在感がしっかりあったほうがクリームばっかりって感じじゃなくて好きです。

N: 上に載せたアーモンドスライスを焦がさないように焼くにはオーブンの調節が難しいかも。

K: シューの存在感を出すには、中にもリングのシュー生地を入れたらいいんだよね。カットしたときの断面がチョット面白いけど、少し小さめに絞らないといけないからこれもちょっと難しそう!

H: 一回り小さいシューを焼くには外側を焼くときの印の内側に、口金の太さで絞ってみてください。もちろん、今回のように、外側のシューとクリームで仕上げても大丈夫。クリームにはたっぷり空気を含ませて、口当たりの軽いものに仕上げてください。 うまくできたら、お友達をよんでパーティでもしませんか!?


このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ パリブレスト

菓子まし娘
人物 松谷 治代
人物 小林 直子
人物 古村 亨子
人物 瀬戸山 知恵美
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