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連載コラム 菓子まし娘のお菓子講座
「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。
菓子まし娘のティラミスよもやま話
チーズを使ったイタリアのデザート

ティラミス
作り方の方程式 スポンジ+コーヒー風味のシロップ+マスカルポーネチーズのクリーム+ココアパウダー=ティラミス
亨子(以下K): お菓子の中でもすごく流行したイタリアのティラミス。今の若い人にはわかるかな?

治代(以下H): そうねえ、あのブーム(1)からイタリアンレストランのデザートの定番になってるよねえ。

直子(以下N): あの頃はケーキ屋さんで、持ち帰りのお菓子として、ショートケーキと同じような形で売ることも多かったけど、本来は、レストランでデザートとして出てくるものだよね。

K: そう。おいしいマスカルポーネのチーズを使ったデザート菓子ね。南イタリアで作られるチーズで、少し甘くてフルーツと合わせてもおいしいよね。イタリアも有名なチーズが沢山あるね。

H: 私が好きなのは、なんと言っても「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ(2)」。シンプルに塩、こしょう、オリーブ油をかけてトマトと食べるのが最高!!南イタリアで食べたあの味が忘れられない!!

N: いいなー。できたては、もちもちしてるんだってねー。あと、現地では食べたことないけど、青かびのゴルゴンゾーラ、ハードタイプのパルミジャーノ・レッジャーノ、デザートにも使うリコッタなどが有名ね!

K: あっー、イタリア料理も食べたくなってきた!!チーズをお菓子に使うのはチョッともったいないけど、ティラミスはおいしいもんね。コーヒー風味で食べやすくて口当たりもなめらかなのはパータ・ボンブを使っているからだね。

H: そうね。「パルフェ」ででてきたパータ・ボンブ。これを入れると、コクのあるクリームになるね。味のポイントになるコーヒーは、やっぱりイアタリアンローストの濃い目のものがいいのかな!?

N: エスプレッソマシーンなんてものがあれば最高だけど、濃いめに落としたコーヒーか、なければ、香りのいいインスタントコーヒーでもいいんじゃない?

K: そう!インスタントで充分だと思う。そう考えると生地+パータ・ボンブ+マスカルポーネ+生クリームで比較的簡単においしいイタリアのデザートができるのはうれしいね!

H: うん。今回は下にスポンジ生地を敷いたけど、何か市販のもので代わりになるものってあるかなあ。

N: ヨーロッパみたいにビスキュイがスーパーで売ってたら簡単なんだけどね。どうしても生地はあり合わせのものでというのなら、イタリアンレストランで食べたことがあるんだけど、バゲットみたいなハード系のパンを薄く切って底に敷き詰めるなんてどうかな?。ちょっと食感は変わるけど!

K: あとフィンガービスケットや、カステラなんかでも‥‥?そうなるとチョッとお金がかかるかな?!


(1) 1980年代末からイタリア料理が流行(いわゆる「イタメシ」ブーム)、それに続いて1990年(平成2年)にティラミスブームが起こった。

(2) 水牛乳から作る本来のモッツァレッラチーズ。


このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ ティラミス

菓子まし娘
人物 古村 亨子
人物 松谷 治代
人物 小林 直子
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