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ニュースリリース

「第3回辻静雄食文化賞」候補推薦受付開始

プレスリリース
辻静雄食文化財団

2011.12.16

辻静雄食文化賞選定委員会(委員長・辻芳樹/大阪市阿倍野区松崎町3-16-11 辻静雄料理教育研究所内)は、第3回辻静雄食文化賞に向けて、下記の要領で候補の推薦を受け付けます。

●推薦受付
2012年1月31日まで。
辻静雄食文化賞・公式サイトにて受け付けます(どなたでも、推薦アンケートをお送りいただくことが可能です)。
http://tsujishizuo-award.jp/

●「第3回 辻静雄食文化賞」選考対象期間
2010年12月から2011年12月までを選考対象期間とします。

●本賞の趣旨
辻調グループ校・創設者の辻静雄は、1960年より食の専門分野における先進的な職業教育に取り組み、本場フラ ンスの料理の知識と技術を日本に導入し、フランス人シェフの招聘や著作活動を通して、1970年代以降の我が国 の飲食業界、とりわけフランス料理界の急成長に貢献しました。
一方で、歴史を中心に据えた食文化研究も重要な仕事でした。辻静雄が追い求めた「ガストロノミー」は狭義の「美食学」「高級料理の研究」の枠を超え、より良い「食」をめざす幅広い領域におよぶものです。 辻静雄の功績を後世 に伝え、多様で豊かな食文化の発展に寄与すべく「辻静雄食文化賞」を創設いたしました。

●本賞の内容
毎年1回、食文化の幅広い領域の活動に注目し、より良き「食」を目指して「新しい世界を切り拓いた」個人もしくは 団体、作品、活動を対象に選考し、正賞ならびに副賞(50万円)を贈ります。
食の専門分野での活動だけでなく、科学から文芸・エンターテイメントまで幅広い領域を対象とし、書籍・雑誌、放 送、映画、ウェブなどのさまざまな表現手段、社会的活動が含まれます。農産品や加工食品などの作り手も対象と なります。
また、第3回(2012年)より、辻静雄食文化賞の特別部門として、専門技術者賞を設け、調理や製菓等の 現場で活躍する技術者を顕彰します。

●対象領域
人文・社会科学、自然科学、文芸・エンターテイメント、家庭料理、外食産業・食品産業、食に関わる社会的活動、生産者部門の7つの領域と、特別部門(専門技術者賞)に分けて推薦を募集します。

●「第3回 辻静雄食文化賞」の選考方法 第1次選考として、全国の報道機関、出版各社の皆さま「食」に強い関心と見識をお持ちの方々より候補作品(人物)をご推薦いただきます。 第1次 選 考の結果を踏まえ、「辻静雄食文化賞選定委員会」 に設置する「 第3回辻静雄食文化賞選考委員会」において、受賞作品もしくは受賞者を最終的に選考します。
選考委員長に石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)、選考委員に鹿島茂(明治大学教授)、阿川佐和子(作家)、福田和也(慶応義塾大学教授)、西山嘉樹(文藝春秋)の各氏が就任。 選定委員会からは委員長の辻芳樹 と八木尚子(辻静雄料理教育研究所所長)の2名が参加いたします。

●発表・贈賞式までの日程 最終の選考委員会は2012年5月上旬に開き、「第3回 辻静雄食文化賞」の発表・贈賞式は2012年5月、辻調理 師専門学校(大阪市阿倍野区)にて行なう予定です。

●「第3回辻静雄食文化賞」の取材に関するお問い合わせ
辻調グループ校 企画部東京事務所(担当:小山) 電話03-6426-1101 fax03-6426-1102