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第10回辻静雄食文化賞 受賞作・受賞者決定
2019年05月27日

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「辻静雄食文化賞」は、食分野の教育と研究に生涯を捧げた辻調グループ創設者・辻静雄の志を受け継ぎ、2010年に創設されました。この度、「第10回辻静雄食文化賞」の受賞作品・受賞者が決定しましたのでご報告いたします。

本賞は、我が国の食文化の幅広い領域に注目し、よりよい「食」を目指して目覚しい活躍をし、新しい世界を築き上げた作品、もしくは個人・団体の活動を対象に選考し、これに賞を贈るものです。また特別部門として専門技術者賞を設け、調理や製菓等の現場で活躍する技術者を顕彰しています。

なお、第10回辻静雄食文化賞贈賞式は、2019年7月4日に東京・八芳園にて開催を予定しております。
贈賞式につきましては、改めてご案内申し上げます。


◆本賞◆
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『給食の歴史』   
藤原辰史/著 岩波新書/刊

<受賞理由>
近代日本の食文化を考える上で極めて重要な学校給食に着目し、その歴史を緻密に分析した優れた研究である。一次資料にあたりながら、多様な視点から網羅的に論じており、今後の基礎文献となる点が高く評価できる。社会の格差が拡大する今、その可能性を再考しようという問題提起も貴重である。

<作者と作品について>
日本の学校給食について、先行する諸国の給食の歴史にも触れながら、戦前から現在に至るまでの歴史を詳細にたどる。給食制度とその思想は、社会のあり方、政治の思惑や経済事情がからみあい、明暗が交錯する舞台となっている。それを多角的な視点から検証し、給食が時代ごとに果たした役割と課題を浮き彫りにして、今後の可能性を探る。著者は京都大学人文科学研究所准教授。専門は農業史。


◆専門技術者賞◆
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志村 剛生(しむら たけお)
「てんぷら 成生」主人

<受賞理由>
天ぷらという伝統的ジャンルにおいて、その概念を一新し、料理としての新たな世界を切り開いた。食材を生かすべく、衣、油から加熱温度、時間まで徹底的に研究し、精密な技術で表現する天ぷらは、完成度が高く、個性的である。その果敢な挑戦の成果により、伝統的技術における革新の可能性を示した点を評価する。

てんぷら 成生(なるせ)
〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠2-5-12 1F


◆ ◆ ◆ ◆ ◆


第10回辻静雄食文化賞 選考委員会(敬称略)
<委員長>
石毛直道(国立民族学博物館名誉教授、文化人類学者)
<委員>
鹿島茂(明治大学教授、フランス文学者)
湯山玲子(著述家、プロデューサー)
福岡伸一(青山学院大学教授、分子生物学者)
西山嘉樹(元文藝春秋編集者)
辻芳樹(辻調グループ代表 学校法人辻料理学館理事長、辻調理師専門学校校長)
八木尚子(辻調グループ 辻静雄料理教育研究所副所長)

第10回辻静雄食文化賞 小委員会(敬称略)
<委員>
犬養裕美子(レストランジャーナリスト)
門上武司(「あまから手帖」編集顧問)
君島佐和子(「料理通信」編集主幹)
柴田泉(フードジャーナリスト)
戸田顕司(日経BP社ビジネスメディア編集部長)
長沢美津子(朝日新聞編集委員)
西山嘉樹(元文藝春秋編集者)
山田健(サントリーホールディングス株式会社CSR推進部チーフスペシャリスト
____兼 サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 水科学研究所主席研究員)
淀野晃一(「月刊専門料理」編集長)
山内秀文(辻調グループ 辻静雄料理教育研究所研究顧問)
八木尚子(辻調グループ 辻静雄料理教育研究所副所長)


辻静雄食文化賞とは

第10回辻静雄食文化賞受賞作・受賞者決定のお知らせ


<報道に関するお問合せ>
辻調グループ企画部:小山、渡邉
TEL:06-6629-0206
E-mail:tsujichopress@tsujicho.com

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