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【辻調おいしいレシピ・Pick UP! 食材編】第19回 春告
2021年03月31日

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●本日のレシピ
いかなごのオイル漬け
しらすのスパゲッティーニ

「春」と言っても日本列島は南北に長いため、その訪れの時期は地域によって様々です。
その春を告げてくれる(春告)も、鳥であったり花であったりと様々ですが、食材もその一つです。
野菜や果物など春の素材は色々ありますが、魚介類もまた「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれ、様々な水産物がその地域の春を告げてくれます。
これらは産卵期や休漁期間の解禁と関係が深いものが多く、それぞれの地域の気候風土を表しています。
主だったものを挙げてみると、産卵の為に近海の浅瀬にやってきて水揚げされるものには、北海道の「ニシン」、瀬戸内海の「サワラ」、富山湾の「ホタルイカ」などがあります。
各地で水揚げされているハゼ科の「シロウオ」もその一つで、生きたまま食べる「踊り食い」の対象になる魚です。
産卵のために川を遡るために河口に集まってくるものを漁獲し、生きたまま流通させるという珍しい魚です。
同じく春の魚で、宍道湖七珍の一つに数えられる「シラウオ」と混同されることが多いですが、まったく別の魚です。


一方、春に禁漁が開けて水揚げが始まるものには、瀬戸内海の「イカナゴ」、駿河湾の「サクラエビ」などがあります。
両者ともに禁漁期間を設けているにも関わらず不漁が続いており、懸命に資源保護に取り組んでいます。

また、「ひじき」などの海藻や貝類などについては、その解禁を「磯の口開け」などと呼びその地域の春を告げています。

企画部 藤井嘉人

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