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【それゆけ!じゃぱに~ずクッキング♪】 金時豆で日本料理
2010年03月03日

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<【それゆけ!じゃぱに~ずクッキング♪】ってどんなコラム??>

 ●金時豆●
●金時豆●

金時豆は金太郎!?
 今回のコラムは金時豆についてなんですが、その前に金時の名前について意外なお話をします。
 足柄山の金太郎のお話は皆さんもよくご存知ですよね。金太郎と金時豆がどんな関係があるの?と思われるかも知れませんが、実は金時と金太郎は同じ人物なんです。どういうこと?ますます不思議ですよね?
 では答え!金時とは坂田金時(さかたのきんとき)という人物で、子どものころ金太郎と呼ばれていたようです。実在した人物かどうかははっきりせず、浄瑠璃や歌舞伎にも登場するので、実像についてどの程度信憑性があるのかは定かではありません。坂田金時は金太郎の童話にあるように力持ちで赤ら顔だったみたいで、その赤い色から、金時の名前を取って金時豆というようになりました。
 豆以外にも金時と名のつくものに、人参とさつま芋があります。これらについては見てのとおり、赤い色をしているのでお分かりですね。豆から話はそれますが、「きんぴら牛蒡」という料理も金時と関係があります。実はこのきんぴら(金平)、金時の息子だと言われます。金平は父金時に似て元気で力が強かったので、牛蒡の滋養強壮と、唐辛子を入れてピリ辛の刺激があって強いイメージから、きんぴら牛蒡というようになったそうです。

 さて、話を金時豆に戻して、炊き方について少し触れておきます。金時豆を炊いた経験がある人には分かるのですが、意外と難しいです。市販の豆はきれいに炊き上げてパック詰めにして売られているので、それらを見ている限りでは難しさは感じないでしょう。
 しかし、実際に炊いてみると、味は染み込みにくいし、割れてあんこみたいになっていくし、とても難儀です。そこで金時豆を炊くとき、注意すべきポイントをいくつか挙げると......

1.たくさん煮る→少量だと豆本来の味が弱いから
2.砂糖は一気に入れない→糖度を一気に高くしてしまうと味がなじまず表面がかたくなるから
3.必要以上に豆をかき混ぜない→混ぜると豆がつぶれたり割れたりするから
4.ねっとりとした食感が出るまで弱火でじっくり煮る→ねっとり感は味がなじんだ証拠
5.含ませ煮をする→長時間煮ても味は染み込まず、煮崩れるだけだから
6.新豆より少し寝かせたものがよい→新豆は皮が破れて割れやすい。古すぎるものもよくないので注意。

 こんな感じですかね。面倒くさいと思っているでしょ?でも手間隙をかけて炊き上げた豆はすごくおいしいです。もし、家族や友人で豆を炊いている方がいらっしゃれば、教えてもらうといいですよ。



<このコラムの担当者>

なにわのB級グルメ!粉もん大好き! 橋本宣勝
辻調の御言持(みことも)ち 重松麻希

<このコラムのレシピ>
金時豆

<バックナンバーはこちら(2008/4~2009/7 まで)>

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