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「ウィーン研修日記」 Hundertwasser フンデルトヴァッサー

ウィーン研修日記
連載おやすみ中

2010.01.08

どうも。田中です。
ウィーンは、ここ最近毎日雪です。

いきなり、フンデルトヴァッサーってなに?!といった感じかも知れませんが、
フンデルトヴァッサーとは、
「ウィーンのガウディ」とも呼ばれる、ウィーン生まれの現代建築家兼画家という人物の事です。
          
 「自然界に直線は存在しない」

・・・・というのがフンデルトヴァッサーの口癖だったそうです。
カッコイイですね。そんなセリフ、口癖にしたいものです。

今回は、ちょっとウィーンの芸術に触れてみたいと思います。

こちらはフンデルトヴァッサーハウス!市営住宅です。実際に人が住んでるいるそうです。
なんだか、口癖の理由がちょっと分かる気もしますね!!
人が住んでいる事もあって内部は非公開なのですが、床が波うっていたり、窓が不揃いな位地にあったりするそうです。
居住者は、それを、クリエイティブで刺激的!!と感じて生活しているそうです。
さすが、芸術の国です!!!

お次は、こちら!

これ何か分かりますか?!角度を変えると、

これは、ごみ焼却場です!!まさかごみ焼却場がこんな建物とは・・・・。
何かのテーマパークのようにも見えます・・・・・。
自然をこよなく愛する人物であったそうで、
「自然を破壊するような施設を作ってはいけない」と依頼人に断言。
その結果、この施設から出るダイオキシンの量は、ほぼゼロだそうです!!
環境にも優しい~!
ちなみに、このごみ焼却場の真横には、ドナウ川が流れています!

そしてこちらは、

クンスト・ハウス・ヴィーン!別名フンデルトヴァッサー美術館です!!
建物内部の床もでこぼこしていて、気をつけて歩かないとつまずきます。
こちらには、様々な作品が展示されています。
1階にはカフェがあり、カフェの内部も・・・・

自然界に直線は存在しません!!

昔の建物と、今の建物。個々に見ると全く違うのに、全体を見ると違和感を感じない気がします。
不思議です。
ウィーンの街には、いつも気づかずに通り過ぎている建物が、実は有名な建築家のデザインだったり、歴史的建造物だったりと、後々驚く事がよくあります。
でも、たまには意識して探すのも面白いな~と思った今回のフンデルトヴァッサー特集でした。
次は、誰のを探してみようかな・・・・。

では。
・・・・・自然界に直線は存在しません!!